後4ケ月で7年目になるのですが、お客様からよくされるご質問があります(今日いらっしゃったお客様も含めて)。
「家具の本に“紫色の光沢をもつウォルナットは高級感を漂わせます…”って書いてあるんですけど、濃い茶色ですよね…。」
というものです。たしかにおっしゃられる通りです。簡単に説明すると“オイルをかける前のウォルナットは紫色…”なんです。(勿論固体差はありまして一概に言えませんけど)下の写真はオイル塗装前の状態です。写メなんで正確には出てませんけど、うっすらと紫色です。これにオイルを塗装すると皆様がショップでよく見るウォルナットになるわけです。…ではオイルに色がついているのか?いーえ、着いていません。無着色です。単純に水分を与えた状態になっただけなんです。人間の肌も爪をたててかくと表面は白っぽくなりますよね、そこに保湿クリームを塗ると“肌色”になります。そんなかんじです。
勿論オイル塗装後の状態からもうっすらと紫色感は出てるんですけど、ぱっと見は…まぁ…“紫”ではないかな…(笑)。