以前頂いたお仕事です。大切に使っていたテーブルを治して欲しいというもの。天板は硬くなり微妙な反りが生まれ、脚には小さな割れが入っており外せば確実に真っ二つ…というもの。潤いを無くして多くのキズが入った姿にはそのテーブルを囲む家族の姿が見えたりします。
とりあえず大切な心構えは「何もするな」です。このテーブルを作った方の心情を察すること。そして使い続けたご家族の物だということ。僕の様な者がその隙間にでしゃばって入りこんではいけない、ということ。
修復 前
phヨコになってます
修復 後 …認めます。撮影の仕方が違います、はい。